・監督、アニーシャ・チャガンディ
・出演、キーラ・アレン
・内容
クロエは幼い頃から多くの病気を患っており、車いす生活を余儀なくされていた。
彼女は毎朝薬を飲むのが日課だった。ある日、母親のダイアンから見慣れない薬を渡されて、それがどういう薬なのか疑問に思う。
・結末/ネタバレ
その薬について調べると犬の筋弛緩剤だった。
十数年前、ダイアンは出産した。しかし、その娘は2時間ほどで亡くなった。耐えられなかったダイアンは新生児を誘拐した。それがクロエだった。クロエは健康面に全く問題なかったが、ダイアンは彼女が自分の元から去っていかないように身体に障害をきたす薬を与えていた。
軟禁状態のクロエは家から出るために毒薬を飲む。彼女の思惑通り、ダイアンは救急車を呼び、クロエは病院へ運び込まれた。
ダイアンはあらかた処置を受けたクロエを家に連れ帰ろうとする。しかし、警備員に見つかり、逮捕される。
数年後、服薬をやめたクロエは杖をつきながらではあるが歩けるようになる。彼女は定期的にダイアンに面会して犬の筋弛緩剤を飲ませていた。
・感想/備考
こういった内容では仕方ないのかもしれないけれど、「じれったい」を詰め合わせたような作品。前置きが長くてクライマックスはサッと始まってスッと終わった感じ。