あくまでもめも

見た映画のメモと軽い感想なんかをメインに。

映画「私はいったい、何と闘っているのか」

・監督、李闘士男

・主演、安田顕

 

・内容

スーパーに勤める春男は万年副店長。そんな彼が店長になれそうだったり、なれなかったり、娘に彼氏を紹介されたり、沖縄旅行へ行ったり。

 

・結末・ネタバレ・感想・備考

娘たちの本当の父親、金城から沖縄行きの航空チケットが届く。春男は長女と次女を連れて沖縄へ行く。春男は金城の顔も所在も分からなかったが、偶然、彼と会える。(ちなみに、娘たちも金城の顔を知らないし、金城も娘たちの顔を知らない。)春男は、娘たちに気づかれないように世間話を装って自分たちの正体を金城に伝える。

 

律子(春男の妻)と金城は、長女が生まれて間もなく、また、次女が生まれる直前に別れていて、そのタイミングで春男と律子は出会って結婚した。現在、娘たちは二十歳前後なので、二十年近く、律子と金城は会わずにいるっぽい。それなのに航空チケットが届くのはどうなの?無理があるんじゃない?

 

一方、勤め先では、春男は従業員への思いやり(従業員の不正を本部へ報告しなかったことや不正予防のために行った監視により従業員がノイローゼになったこと)が原因でまたも店長の座を逃してしまう。

 

いやいやいやいや。従業員をノイローゼにして退職させたら店長になれないどころかそれなりの処罰を与えられてもおかしくないと思うけどどうなの?製作者による「春男を店長にしない為の理由付け」が強引すぎないかい?